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プロデューサーと脚本・演出家が語る、演劇業界で働くこと

「千秋楽まで無事に興行できる――これは奇跡」プロデューサーと脚本・演出家が語る、演劇業界で働くこと

数々の舞台作品を制作してきた株式会社ILLUMINUS。興行が難しいこの時期にあっても、さまざまな媒体でコンテンツを生み出している。そんなILLUMINUSの代表取締役でプロデューサーの小宮山薫と、多くの作品で脚本・演出を手掛ける吉田武寛。2人に演劇業界で働くことについて話を伺った。観客の心を動かす感動体験をどのように生み出しているのだろうか。

取材・文:春日康徳 

舞台からイベント興行、映像、2.5次元作品など。ILLUMINUSが手掛けてきた作品の数々

ILLUMINUSは『家族のはなし』『Acrobat Stage「Infini-T Force」』『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~』『PLAY JOURNEY!』など、舞台演劇を軸として、さまざまなアプローチでコンテンツを世に送り出している。

――ILLUMINUSでは、どのように企画を進めていらっしゃっているんですか?

吉田:基本的に小宮山さんが外枠を考えて、「だったらこうですかね?」と僕は中身の部分を提案させてもらうということが多いですかね。

小宮山:告知した時に、「こういうのがあったら面白いよね」「意外性があるよね」とか。お客さんの熱狂的な反応。そういう視点で考えていたりします。

吉田:小宮山さんは、人とのつながりを大切にされてますよね。『PLAY JOURNEY!』で公演したスペースって、もともと、小宮山さんがいつも宿泊していたホステルだったんです。仕事になったから「すごいな」って。

小宮山:結構、何ていうんスかね。ちょっと大袈裟に言うと、「人と会って話すと、仕事が生まれちゃう」という感覚のときはあります。

ホステルのバーラウンジをエンタテイメントスペースとして有効活用したい――それが『PLAY JOURNEY!』の企画の原点だったという。

小宮山:これは営業のお話になるんですが。バーというのは夕方からの営業になるんですよ。実際にお客さんが入ってくるのは22時過ぎなんです。ピークタイムが22時から深夜の1時ぐらいまで。その時間帯で、1日の大部分の売上を稼ぐ。であれば、「アイドルタイム(隙間時間)で僕らはコンテンツを作って、集客して、ちゃんと売上を作って。なおかつそれがホステルのブランディングになったらいいですよね」というところから、実は『PLAY JOURNEY!』ってはじまったんです。作品としても好評を頂き、通常の営業時よりも売上増に成功しました。

小宮山:ちゃんと問題を解決してあげられないと、やっぱり一緒にコラボする人たちってメリットにならないと思うので。ご一緒することによって、何が問題解決になるか提案してあげないといけないと考えてますね。

ILLUMINUSの運営スタッフは現在7名(業務委託含む)。代表でプロデューサーの小宮山、脚本・演出でクエリエーターとして吉田、23がおり、制作3名、経理1名のスタッフを抱える。ほか公演にあわせて協力会社のスタッフや俳優がいる。当然ながら公演(プロジェクト)ごとにスタッフ・俳優は異なっていく。

小宮山:公演に関わっていただくキャストやスタッフ――脚本、演出、照明、音響、制作、販売など――それぞれ「プロフェッショナル」な人たちです。本当にルパンみたいに、仕事の時はガーッと集まって、終わったら他の仕事に去っていく。いろんなことに興味を持ち、さまざまな「プロフェッショナル」な方々と関わりながら、複数の公演(プロジェクト)を回していくようなイメージです。

吉田:みんな常に仕事を抱えていたり、なんかやっていますよね。僕も社外で演出の仕事をしたりもしています。

小宮山:定時で終わって「みんなで飲みに行こう!」そういうのはあまりないですね……。もちろん公演ごとの打ち上げはあります(さすがにこの時期はそれも厳しいのですが)。

小宮山薫


株式会社ILLUMINUS代表取締役。
東京・長野2拠点での生活しながら、ILLUMINUS公演全てのコンテンツ製作の総指揮を行う。アニメ・音楽・小説などの原作舞台から、ホステルや酒造メーカーなど、ブランドタイアップ作品など、ジャンル幅広くライブコンテツを企画・プロデュース。
 

吉田武寛


舞台演出家。脚本家。16歳から脚本・演出を始める。歌唱・ダンス・アクションなどを駆使した華やかで、ダイナミックな演出に定評があり、美しく幻想的な世界構築を得意とする。
近年は、ガールズ演劇や2.5次元舞台など、多種多様な作品を手掛ける。主な演出作品に、舞台『家族のはなし』、
舞台版『Infini-T Force』、
舞台版『ピオフィオーレの晩鐘~運命の白百合~』など

『PLAY JOURNEY!』

世界中から人が集まる東京のホステルを舞台に、旅を通して生まれたストーリーやアート作品をモチーフにした演劇シリーズ。2019年秋、「"ゼロ距離”&"体感"演劇」をコンセプトにWISE OWL HOSTELS にてスタートしたILLUMINUSの人気シリーズ。

夏目漱石(キンノスケ)と正岡子規(ノボル)の交流を描いた”京都”編。
キューバでの不思議な出会いと数奇な運命を描いた”キューバ”篇。
アジア数カ国を旅する中で出会った様々な人物たちとのエピソードを描いた”アジア”篇。

アジア編、キューバ編は、写真家・アーティストの須田誠氏のフォトエッセイを原案にしたストーリー。

Geki-Dra『PLAY JOURNEY!』In The Round


2020年コロナ渦で上演困難となり、デジタルライブ作品として演出を全て一新して生まれ変わる。マルチアングル撮影やVR撮影などテクノロジーの力を使った舞台作品の制作に挑む。
●Geki-Dra『PLAY JOURNEY!』In The Round公式HP
https://www.play-journey.online 

須田誠、スダマコトを撮る


写真家須田誠が、「PLAY JOURNEY!」シリーズでスダマコト役を演じた俳優、田中翔、鵜飼主水を撮影するという企画。コロナ時代に向き合う二人の俳優を、近づいて撮るというこれまでの自身の撮影スタイルを捨て、距離をとり、一切口を聞かず、信頼と、想像力を持って撮影に挑む。
2020年コロナ渦で予定されていた公演の大部分がなくなる中、舞台以外の新たな「チャンネル」の開発を積極的に行う。
●「須田誠、スダマコトを撮る」メイキングレポート
http://illuminus21.xsrv.jp/wp/archives/8729

「エンタメ」というワードを軸に展開していくなかで、なぜ演劇のブランドを立ち上げたのかを訊く

――お二人は、どういう経緯でILLUMINUSを立ち上げたんですか?

小宮山:もともと別のメンバーと立ち上げたFreeK-Laboratoryの舞台事業としてスタートしました。そこではイベント運営、番組制作、アーティストグループの運営など”エンタメ”をキーワードに様々なことをやっていこうという中で、舞台っぽいものを何本かやるようになって。そのなかで吉田さんに朗読劇の演出をやっていただいたんです。

吉田:当時は二足のわらじでやっていましたね。僕は前職、システムエンジニアをやっていたんです。

小宮山:出会った時は吉田さん、サラリーマンやりながらで。「いつ執筆して、いつ寝ているだろう」と思っていました。

吉田:僕はもともと芝居をやりたかったので、なるべく早く帰れる会社に入って。今思うと、迷惑かけちゃったなって思います。

小宮山:吉田さんとご一緒した朗読劇作品で、センスがすごく良くて。音の入れ方とか光の入れ方とかすごくセンスがあって、お客さんの感情をちゃんと設計していて、「この人すごいなあ」と思ったのがきっかけです。

吉田:改めてそう言っていただくと素直にうれしいですね。

小宮山:そこで僕が舞台という方向に興味を持ちはじめまして。アートや音楽的なアプローチで演劇作品を展開したいという考えもあって、吉田さんにお声がけしてILLUMINUSを立ち上げました。

興行の難しいこの時期だからこそ感じる「奇跡」。 2人がやりがいを感じる瞬間とは?

小宮山:「興行」というビジネスって、包み隠さずに言ってしまうと「時の運」なんですよね……。何か一個の要素でものすごく変わるじゃないですか。コロナもそうですけど。台風が来ましたとか。そういった不確定要素で公演が飛んだりとか。毎月、当たり前のように今までやっていたんですけど、顔合わせから稽古を経て、本番初日明けて千秋楽までいくのってものすごく奇跡的なことなんだなと。最近は特に感じています。あとは怪我とか事故のリスクは演者には常にありますので。難しい側面もたくさんあります。

吉田:難しさで言うと、関わっているお客様とスタッフ。みんなに納得してもらえるものを作る大変さというのもあるかもしれませんね。最近、僕が思うのは、自分が作りたいものを作るというよりは、キャストが作りたいものをなるべく具現化しやすくするというか。それを最近は気をつけていますね。

厳しさや難しさに直面することもあれば、舞台演劇は観客の反応がダイレクトに返ってくる媒体でもある。お二人がやりがいを感じるのはどのようなときなのか?

小宮山:最初、規模感が小さいところからはじめて。同じシリーズが一年間で、例えば80人ぐらいの劇場から、再演からは150〜160人、さらに250人……。この変化というのも、単純にキャパシティ(席数)の変化のみならず、ちゃんとやってきたものが評価されて、いろいろ広がって、一回目は新人を中心に、身近なキャストでやったものが、シリーズを重ねていく中で、出たいキャストが集まってきてくれて……。それがなんかやるごとに変化が体感できると言うか。

吉田:『雨』(『花嫁は雨の旋律』)シリーズや『女王ステ』(『楽園の女王』)シリーズなんかがまさにそうですね。お客さんの反応によってシリーズが続いていく楽しさがありますね。

女王シリーズ


2019年、「誰も救われない、誰も報われない物語」をキャッチコピーに、血塗られた実在の悲劇をモチーフにし、女優のみで描いた”女王ステ”シリーズ。2019年の3部作「赤の女王」「楽園の女王」「純血の女王」の1stシーズンは、”女王ステ”をILLUMINUS不動の人気シリーズへと導く。2021年1月には1年ぶりに4作品目となる「女王輪舞」を上演予定。
●「女王輪舞」公式HP:https://www.jouou-rinbu.net
●作・演出:吉田武寛

小宮山:2018年に鉄拳さん原作のパラパラ漫画『家族のはなし』を初めて舞台化した際、作品の舞台にもなっている長野でも公演を企画しました。その時にNBS長野放送(フジテレビ系列の長野県の民放テレビ局)の方が取材に来てくれて、「次は一緒にやらせてくれ」と声をかけてきてくれたんです。それで再演を企画して、話していく中で、原作の鉄拳さんの地元・長野県大町でやりましょうと。「これはもう大町の人を巻き込んでやるべきだ」となって、その場で大町文化会館の人に電話して、劇場が決まった。協賛金の提供やPRの協力をしてくださることになりました。

吉田:作品を通じて、関わってくださるみなさんが、お祭りのように盛り上がってくださったのは嬉しかったですね。お客さんの喜んでいるところとか、スタンディングオベーションとか感動しますね、やっぱり。

家族のはなし

パラパラ漫画「家族のはなし」は、パラパラ漫画家鉄拳が2013年に信濃毎日新聞との企画として発表され、第17回「アジア太平洋広告祭」のフィルム部門、プレス部門でダブル受賞した作品。リンゴ農園を営む両親のもとを離れ、東京で仕送りを受けながら生活している主人公の青年が、ある挫折をきっかけに自分の進むべき道を失う。さまざまな挫折を経て家族の温かさを再発見しながら成長していく家族の姿を描き出す。2018年、2019年2度にわたり上演。原作の舞台にもなっている東京と長野を繋ぐ公演として企画。2019年の公演では、原作者鉄拳の地元でもある長野放送(NBS)開局50周年記念として、長野県大町市にて上演される。
●舞台「家族のはなし」公式HP:https://www.kazokunohanashi2019.com
●原作:鉄拳「家族のはなし」 /脚本・演出:吉田武寛

求められているものをカタチにする「柔軟性」とは?

今、制作スタッフを募集しているILLUMINUS。一緒に仕事をしていく仲間に求めるのは、「やったことがないことにも挑戦してみよう!」という柔軟性、チャレンジャー精神だという。

小宮山:コロナの問題で、劇場での興行が難しくなった時期。オンラインでイベントを楽しんでもらうためには、どういう形が考えまして……。『PLAY JOURNEY!』は、ライブ体験として最もふさわしいコンテンツだったので、推しのキャストさん視点で楽しめますよ、というマルチアングル視点の映像を配信しました。『喫茶ライフ』も「今の時期に何ができるか? 映像だ!」とドラマの制作に踏み切りました。

吉田:演劇だけをやっている会社だったら、おそらくできなかった企画でしょうね。演劇にこだわらずに、いろんな方面に挑戦できる、柔軟なスタッフ陣だったからいけたのかな。小宮山さんもそういう幅広くいろんなものに興味持ってやっていける人だし。僕も元々、映像の勉強をしていたってこともあって対応できました。結構、「自分たちには無理だ」と投げてしまうカンパニー(座組)もあるんじゃないかな。

小宮山:確かに柔軟というのは結構、重要かもしれないです。柔軟って、その都度その都度、合わせて変化していきましょうってことなので。変化していくことがストレスに感じてしまう人には難しいかもしれないですね。逆に日々、環境が変化していく。そういうことにワクワクできる人はとても向いていると思います。

喫茶ライフ

コロナ渦で予定されていた舞台公演が中止になる中、初めてドラマ制作を行う。作品は過去 2 度上演されたILLUMINUS不朽の名作「喫茶ライフ」。「再出発」をテーマに1人の老婆の人生の再出発をドラマとして描く。
●WEBドラマ「喫茶ライフ」HP:https://www.kissa-life.info
●脚本・演出:23 /監督:吉田武寛

求められているものをカタチにする「柔軟性」とは?

――キャストや現場も変わっていく。何なら、舞台の場合は劇場にいらっしゃるお客様が毎回違うわけですよね?

小宮山:企画がそれぞれあって、多角的なので、公演ごとに優先順位が変わってくると思うんです。「この公演ではこういう部分を大切にしましょう」という。的確に、柔軟に対応できる方がいいかと思います。

吉田:その他に僕が気をつけているのは、「自分のやりたいこと」というよりは、求められているもの・ニーズを形にしていく、みたいなところですかね。

小宮山:吉田さんは「柔軟性」という意味では、男性向けの作品も、女性ターゲットの作品も手掛けていらっしゃいますよね。

王ステ

女優のみによる演劇シリーズ「女王ステ」の男性俳優版として、2020年10月に上演。感染症対策を行いながらのシリーズの立ち上げ、第1弾『黒の王』は、15世紀トランシルヴァニアの英雄をモチーフに、運命に翻弄される者たちを描く。歌や殺陣・アクション・ダンスなどエンターテイメント作品として上演を行う。
●舞台「黒の王」公式HP:https://www.kingstage.net
●作・演出:吉田武寛

目標は365日公演!?よりたくさんのお客様に届けたい。ILLUMINUSの展望

コロナ問題に端を発する、興行が困難なこの時期にさまざまな媒体で「コンテンツ」を発信してきたILLUMINUS。最後にこれからのビジョンを訊いた。

小宮山:配信いろいろやってみて、「生」の体験にまさる感動はないなと改めて感じましたね。現状のたくさんの制約のあるなかで、お客さんに届けるためのコンテンツを作りつつ、コロナの問題が解消された時に、ちゃんとリアルな方に振り切れるように、今から準備していきたいですね。

吉田:僕は作り手なので、やはり規模の大きな作品を手掛けてみたいという野望はあります。なるべくたくさんのお客さんに楽しんでもらいたい。

小宮山:吉田さん仰るとおり、より多くのお客さんに届けたいですね。歌舞伎とかディズニーランドとかって、毎日やって、毎日人が来て、毎日感動して帰っていく。文化として根付いているエンターテイメントは毎日上演されていて、365日上演するニーズがあります。我々も365日上演を求められるような社会に必要とされるそんなヒットコンテンツを作りたいです。
演劇を普段、あまり観ないというお客さんにも広がっていくような、そんなエンタテイメントを作っていきたい――そんな想いを共有できる方とぜひ働きたいなと思います。

2020年2月「PLAY JOURNE!京都編」にて。WISE OWL HOSTELSのスタッフ、ILLUMINUSのキャストと。

スタッフ募集要項

株式会社ILLUMINUSでは下記のスタッフを募集しています。

雇用形態
常勤スタッフ・業務委託・正社員

仕事内容
① 企画・営業
② 舞台制作業務
③ 俳優マネージメント
④ ファンクラブ運営

業務内容

【具体的な事業内容、業務の流れ】

1)企画・会場手配
自分たちで自ら企画を考えることもあれば、様々な異業種の会社などからタイアップの依頼を受ける場合があります。興行になるための企画への落とし込み、適正な公演規模での公演計画を作り、会場を手配します。

2)制作
公演のコンセプトや内容、出演者をとりまとめ、多くのスタッフに業務依頼からリレーションまで取りまとめを行なっていきます。

3)広報・宣伝(プロモーション)
CM・テレビ・雑誌・新聞・SNSなどの各方面に向けたプロモーションを提案、実行します。
公演によって最適なプロモーション方法は毎回異なるので、準備した広告、チラシ・ポスターなどを使い、効果的で効率的なプロモーションの企画を行います。

4)チケット販売の管理
チケット販売を委託する会社(プレイガイド)へ、公演の座席をそれぞれ割り振り、一括して管理します。お客様は、我々がチケット販売を委託をした各プレイガイドを通して、公演のチケットを購入します。公演によっては、併せて企業や官公庁、学校向けに販売を斡旋します。
また、公演やチケットに関するお客様からの問い合わせについても対応しています。

5)公演当日の運営
公演前には、事前準備をし、タイムスケジュールを決定し、当日に備えます。
公演当日には、各必要人員(スタッフ)を手配し、現場の運営を担います。
公演が円滑に回るよう、会場の仕込みから本番の運営、その後の撤収までを行います

応募資格
・18歳〜40歳 / 学歴・経験不問
※経験者優遇
エンターテイメントを通じて、人々を幸せにしたいという想いを持っている方。

勤務地
・都内
※業務内容に応じてリモートワーク可能です。

給与
直接お問い合わせください。

※基本給は経験や職歴により変動があります。
※休暇について雇用形態により決定しています

問い合わせ先
info@illuminus21.xsrv.jp (株式会社ILLUMINUS採用係)

「酔狂落語~二〇二一春の陣~」のお知らせ

「酔狂落語~二〇二一春の陣~」概要

「瀬戸酒造店」の人気日本酒銘柄を落語作品として、女優たちが演じる「酔狂落語」。
昨年11月に上演された第一弾に続き、本年第二弾「酔狂落語~二〇二一春の陣~」として上演が決定いたしました。

公演名:「酔狂落語~二〇二一春の陣~」
◾️脚本・演出:23
◾️上演日時:2021年2月13日(水)~4月29日(木)
◾️About

「酔狂で行こう。」は慶応元年(1865 年)創業、神奈川県開成町の酒蔵「瀬戸酒造店」のブランドコピー。酔狂は字のごとく「酒に酔ってとりみだすこと」という意味に加えて、「もの好きなこと」という意味もあります。

本企画では、演じることに”酔狂“な俳優たちが、古くから庶民に親しまれている落語に挑戦し、“酒”と“笑い”をお届けいたします。

瀬戸酒造の日本酒に舌鼓を打ちながら好きな俳優の落語を見る。
あなたも一緒に“酔狂”で行きましょう。

◾️出演
※50音順

・第一陣(2021年2月12日~2月27日)

植野祐美
佐藤 海里(NGT48)
篠崎こころ
髙畑結希(SKE48)
谷茜子
西村菜那子(NGT48)
西山野園美
西本りみ

・第二陣(2021年3月18日~3月27日)

大滝紗緒里
大場はるか
金澤有希(SUPER☆GiRLS)
栗生みな
まなこ

・第三陣(2021年4月3日~4月29日)

天音
栗生みな
星波
藤本かえで
星守紗凪
千歳ゆう
西本りみ
三田麻央

◾️上演スタイル
2種類の上演スタイルをご用意しました。

①有観客公演
客席数を減らし感染症対策を実施した形で通常公演を実施いたします。

②ディレイ配信
お手持ちのPC・スマホなどの端末でライブ配信をご視聴をいただきます。

◾️タイムスケジュール

<有観客公演 >

第一陣

2月13日 (土)武蔵野芸能劇場 小劇場

12:30 篠崎こころ × 西山野園美
15:00 篠崎こころ  × 谷茜子
17:30 植野祐美  × 西山野園美

2月21日(日)武蔵野芸能劇場 小劇場

11:30 西村菜那子(NGT48)  × 佐藤 海里(NGT48)
14:00 西村菜那子(NGT48)  × 西本りみ
16:30 篠崎こころ × 佐藤 海里(NGT48)
19:00 篠崎こころ × 西本りみ

2月22 日 (月)武蔵野芸能劇場 小劇場

11:30 植野祐美 × 西山野園美
14:00 西村菜那子(NGT48)  × 谷茜子
16:30 植野祐美 × 佐藤 海里(NGT48)
19:00 西村菜那子(NGT48)  × 谷茜子

2月23日 (火)武蔵野芸能劇場 小劇場

11:30 篠崎こころ × 佐藤 海里(NGT48)
14:00 西村菜那子(NGT48)  × 佐藤 海里(NGT48)
16:30 西村菜那子(NGT48)  × 西山野園美
19:00 篠崎こころ × 西山野園美

2月27日 (土)内幸町ホール

14:00 髙畑結希(SKE48) × 西本りみ
18:00 髙畑結希(SKE48) × 西本りみ

※ディレイ配信スケジュールの詳細は後日
※第2陣、第3陣のスケジュールは詳細は後日

<第一陣上演作品>

「いざ」
「ぴいひゃら」
「月が綺麗ですね」

◾️チケット情報

●有観客公演
全席指定 4,000円
※LivePocket(ライヴポケット)にて販売予定
※客席を間引いての上演となります

<ILLUMINUS先行>
2021年1月24日(日)10:00~1月28日(木)23:59

<一般発売>
2021年1月31日(日)10:00~

●ディレイ配信
・配信チケット 2,300円
・配信チケット(特典あり) 未定

※詳細後日

◾️公式HP:https://www.suikyo-rakugo-haru2021.site
◾️公式ツイッター:https://twitter.com/Suikyo_Rakugo
◾️衣装提供:ふりふ
◾️協力:瀬戸酒造店
◾️企画・製作:ILLUMINUS

「2021円ILLUMINUSグッズ新春福袋」販売のお知らせ!

ILLUMINUSでは、日頃の愛顧を込めて、ILLUMINUS作品のDVDやパンフレットなどが入った福袋を2021円で販売いたします。
1月2日(土)10:00 ~1月3日(日)22:00までの限定36時間内での販売となります。

まだ、出会えていない過去のILLUMINUS作品のグッズをこの機会にお楽しみください。
数量を限定した販売となりますので、ぜひ公式オンラインストアにてお早めにお求めいただきますようお願いいたします。

「2021円ILLUMINUSグッズ新春福袋」販売情報詳細

販売期間:2021年1月2日(土)10:00 ~1月3日(日)22:00
販売価格:2021円
※送料別(500円)
※数量に達し次第、終了
販売先:ILLUMINUS STORES :https://illuminus-store.com

<組み合わせ例>
下記の組み合わせのいずれかでお届けいたします。

●組み合わせ(例1)
DVD&パンフレットセット
②上演台本
Tシャツ

パターン(例2
DVD&パンフレットセット
②上演台本
④ハンドタオル

<商品内容>

DVD&パンフレットセット

下記のいずれかのセットをランダム封入しています

Acrobat StageInfini-T Force」公演DVD&パンフレット
SPECTACLE STAGEW'z《ウィズ》」公演DVD&パンフレット
SPECTACLE STAGE「ハンドシェイカー」公演DVD&パンフレット
・「喫茶ライフ」本編DVD&パンフレット
・「リモ女演劇部活動中」公演DVD&パンフレット
・「赤の女王」公演DVD&パンフレット
・「楽園の女王」公演DVD&パンフレット
LUMINABELLAvol.1 公演DVD&パンフレット
LUMINABELLAvol.2 公演DVD&パンフレット
・『PLAY JOURNEY!In The Round&酔狂落語ビジュアルブッック
・国府台シリーズ『いざ、生徒総会』『卒業式、実行』DVD

など、全15タイトル

DVDとパンフレットが異なる場合もございます。予めご了承ください。

②上演台本

下記のいずれかの商品をランダム封入しています

・舞台「家族のはなし」
・舞台「喫茶ライフ」
Acrobat StageInfini-T Force
・「ナイゲン」
・「赤の女王」
・「楽園の女王」
・「花嫁は雨の旋律」
・「ジュブナイル」

など、全15タイトル

Tシャツ

下記のいずれかの商品をランダム封入しています

・舞台「家族のはなし」Tシャツ
ILLUMINUS Tシャツ

④ハンドタオル

下記のいずれかの商品をランダム封入しています

・「花嫁は雨の旋律」
・「家族のはなし」

ごますて2をラブマックス!魅力徹底発掘特番『#ごまほり!』配信のお知らせ!

シューティング歌劇「ゴシックは魔法乙女 Ⅱ」PR番組として、「ごますて2をラブマックス!魅力徹底発掘特番『#ごまほり!』」の配信が決定しました。

【番組名】
ごますて2をラブマックス!魅力徹底発掘特番『#ごまほり!』

【配信日時】
前編:2021年1月9日(土)12時〜2月28日(日)24時
後編:2021年1月17日(日)12時〜2月28日(日)24時

【内容】
株式会社ケイブの人気スマートフォン向けシューティングRPG「ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~」の舞台版第二弾が来春3月に上演が決定!第二弾ではファン待望の「悪魔編」から、5悪魔 vs 5乙女の壮絶な戦いを描きます。

第2弾を記念して、”ごまおつ”と”ごますて”の魅力を”深堀り”する配信番組が登場!

MixChannelとコラボして行われたキャスパー役選出のオーディションドキュメンタリー、キャストのビジュアルお披露目とキャストトークやなど盛り沢山でお届けしていきます。

【MC】
星守紗凪
星野沙織

【プログラム紹介】

①キャスパー役、最終選考オーディションドキュメンタリー

MixChannelにて開催された最終選考の現場に潜入。
オーディションから選考風景まで、密着したキュメント。

果たして、キャスパー役を勝ち取るのは…!?

夢に立ち向かう少女たちの熱き姿勢にご注目ください。

<最終選考参加者>
天音
葉月杏奈
富山雅
来瞳 舞夢
中村未菜実

②キャストビジュアル公開&トークコーナー

シューティング歌劇「ゴシックは魔法乙女 Ⅱ」のキャラクタービジュアル初披露!
舞台版のオリジナル衣装を身にまとった”ごますて2”のキャストの姿をお楽しみに!
トークコーナーでは出演キャストが、ビジュアルメイキング㊙話や公演の意気込みをたっぷり語ります!

<出演>

●前編
ラナン:秋田知里(仮面ライダーGIRLS)
カトレア:羽柴なつみ
スフレ:丸りおな
プルメリア:白石まゆみ
ロザリー:仙石みなみ

●後編
ジギタリス:星波
リリー:ブリドカットセーラ恵美
カルミア:本条万里子
ダチュラ :西村美咲

ウィンディア:三浜ありさ
キャスパー:???(番組内で発表)
真少年:千歳ゆう

③ごまおつますてクリエイターズトーク

累計500万ダウンロード突破の人気シューティングRPG「ごまおつ」のサウンドコンポーザーと舞台担当、「ごますて」を手がける脚本家と演出家のクリエイター対談。「ごまおつ」と「ごますて」の仕掛け人が、「ごますて2」の魅力をたっぷり語ります。

【出演】
*前後編共通

松本大輔(ごまおつサウンドコンポーザー)
古幡隆亜(ごまおつ舞台担当)
入江おろぱ(脚本家)
吉田武寛(演出家)

④スコアアタックチャレンジ

「ごますて2」キャストが原作シューティングRPG「ごまおつ」のスコアアタックにチャレンジ!5乙女チーム、5悪魔チーム、デススマイルズ+真少年チームの3チーム内予選から代表者を選出。「ごまおつ」ハイスコアラーの星野沙織、星守紗凪に挑みます。見事MC2人に勝ったチームには、公演中のお弁当が超ランクアップ!!

⑤ラナン、ジギタリススペシャルライブ

「ごますて2」の歌劇の世界をチラ見せ?!主演を務めるラナン役の秋田知里と、ジギタリス役の星波がそれぞれのキャラクターソングを披露するスペシャルプログラム。

【出演】
●前編
ラナン:秋田知里(仮面ライダーGIRLS)

●後編
ジギタリス:星波

【曲】
『トモシビ』
『Death or Donuts』
【チケットについて】

視聴チケット(一般):各1500円(税込)
特典付きチケット(特典映像・特典付き):各3000円(税込)
※配信プラットフォーム・購入方法については今しばらくお待ちください。

①特典映像:
・前編:ビジュアル撮影メイキング映像(5乙女)、スコアアタックチャレンジ予選フル(5乙女)、キャスパー役最終選考オーディション実技選考模様

・後編:
ビジュアル撮影メイキング映像(5悪魔、デススマイルズ、真少年)、スコアアタックチャレンジ予選フル(5悪魔、デススマイルズ、真少年)

②特典
・前編:ビジュアルスマホ壁紙全5枚(5乙女キャスト各1枚)
・後編:ビジュアルスマホ壁紙全8枚(5悪魔・デススマイルズ・真少年各1枚)
※キャラクターのカットはスマホ壁紙オリジナルバージョンとなります

【制作協力】『ルチルの追憶』発売情報

TWiN PARADOXの二葉勇、二葉要が歌うレーザー広報プロジェクト『ルチルの追憶』が12月28日(月)17時に販売開始いたします。

【企画概要】

レーザー光学を題材にした音楽原作にした音楽とドラマを展開したメディアミックスプロジェクト。蒸気機関全盛のスチームパンクな世界観で、発明家見習いの青年ルイスと、彼の使用人で保護者のテオ。二人がレーザーにまつわる巨大な陰謀に巻き込まれていく。作品世界観をイメージしたテーマ楽曲と、ボイスドラマで表現されたストーリーをお楽しみください。

【販売情報】

商品名:ルチルの追憶 〜Light of dawn〜
出演:ルイス・ユーディアル(二葉要)/テオ(二葉勇)
商品価格(税抜):1,320円(税込)
収録曲:①Light of dawn ②ルチルの追憶 Drama Track ③Light of dawn(off vocal ver.)
販売方法:BOOTHにて販売
販売ページ:https://rutile-teo2020.booth.pm
(C)光響・倉科佳菜美(アヌビス・エンターテイメント)
(P)2020 ANUBIS ENTERTAINMENT, Inc.
出版:よしもとミュージックパブリッシング
原盤:アヌビス・エンタテイメント
所属:ソニー・ミュージックエンタテインメントRED TDM

【公式ページ】
公式HP:https://www.officialrutile-teo2020.com
公式ツイッター:https://twitter.com/OfficialRutile

【スタッフ】
原作:光響、倉科佳菜美
キャラクターデザイン:ボーダー
脚本:倉科佳菜美
文芸補佐:春日康徳
メインテーマ作曲:hoto-D
メインテーマ作詞/ドラマパート演出:吉田武寛
エグゼクティブ・プロデューサー:住村和彦
プロデューサー:森山豊、小宮山薫
制作:アヌビス・エンタテイメント
制作協力:ILLUMINUS
主催:光響

「女王輪舞」上演のお知らせ!

2019年、「誰も救われない、誰も報われない物語」をキャッチコピーに、血塗られた実在の悲劇をモチーフにし、女優のみで描いた”女王ステ”シリーズ。
2019年の3部作「赤の女王」「楽園の女王」「純血の女王」の1stシーズンは、”女王ステ”をILLUMINUS不動の人気シリーズへと導きました。
そして2021年1月、続編を望む多くの期待に応え、2ndシーズンの上演が決定!さらなるパワーアップを遂げ帰ってきた”女王ステ”第4弾は、
19世紀ロンドンにて繰り広げられる惨劇の夜の物語。

ご期待ください!

◆Stage Imfomation
舞台「女王輪舞」
作・演出:吉田武寛(LIPS*S/ILLUMINUS)
2021年1月27日(水)~31日(日)
六行会ホール

■Cast
生田輝
長谷川かすみ

星守紗凪
白石まゆみ
岡田彩花

日和ゆず
植野祐美
本条万里子
新田湖子
内藤 穂之香

千歳ゆう
天音みほ

舞台「黒の王」 主演&演出家座談会          

男性俳優のみによる”王ステ”シリーズ第一弾舞台「黒の王」が10月28日からスタートする。
コロナ渦で対策をしながらの特殊な環境の中で稽古が続く中、本作品について、主演、演出家による座談会が行われた。

──それではお名前をお願いします

佐藤  ヴラド役をやらせていただきます佐藤弘樹です。よろしくお願いします!
鵜飼  ヴィンツェルの鵜飼主水です!
吉田  作・演出の吉田武寛です

──稽古が始まっておよそ 1 週間がたちました。順調に稽古が進行していると思いますが、どのように感じてますか

鵜飼  吉田さんどうですか?
吉田  嘘でしょ?(笑)
鵜飼      どうなんですか、進み具合的には
佐藤  数えたのよ、今日で 5 日目?
吉田  まだ 4 日目。顔合わせ入れたら 5 日目
佐藤  めっちゃ早くないすか?
吉田  でも順調っすよ
鵜飼  すごく順調
吉田  稽古に一切無駄がない
鵜飼  なんかその、僕、吉田さんと初めてじゃないですか。で、弘樹は何回かお仕事させていただいてるっていう話を聞いてて。よく一緒に帰るんですけど「今回は早いよ」ってポロっと言ったことがあって、吉田さん的にはこの感覚ってどうなんだろうなって
吉田  順調、順調ってカンジっす。楽しいっすね、ホント
佐藤  なんだまだ 5 日目か
鵜飼  5 日目ですよ
佐藤  うわー、それで 1 幕もう通して、歌も今日で全部入りましたもんね
吉田  ま、だいたい
佐藤  あと 1 曲あるかないか?
吉田  あと 2 曲あるんですよ実は
鵜飼  あれ?
佐藤  ありましたっけ歌香盤に
吉田  まだ届いてない曲が 1 曲あって、それが実はある
佐藤  あれ歌香盤にある?
吉田  えっとねえ、……空欄になってるところ
(一同笑)
鵜飼  それちなみに誰が歌うやつですか?
吉田  この二人(佐藤・鵜飼)と、メフメト(演:米原幸佑)とラドゥ(演:中島礼貴)
二人  ああ~
鵜飼  最後の方のやつか!
佐藤  なるほどね
鵜飼  あれか。じゃあ弘樹さんに頑張っていただいて
佐藤  待て待て待て待て、お前も頑張んなきゃいけないよ
鵜飼  歌はもう任したよ
佐藤  今日歌やってどうだった? モンちゃん結構歌ってるよね、いろんな作品で
鵜飼  うーん、歌ってるけどこんなに、自分が歌う曲数あるの初めてかも
佐藤  あーホント
鵜飼  だから、やるとしても 1 曲持ってて、それを練習するんだけど、今回もう何曲だろう、8 曲? 9 曲ですか?
吉田  わからないけど、結構ありますね
鵜飼  そうですよね、そんなに歌うのは初めてかも
佐藤  あホント!? なんかずっと歌ってるイメ―ジだから。たぶん唯一この中で apple music 持ってる人だから
鵜飼  あそうなんすよ、apple music で「鵜飼主水」って検索するとだいたい 8 曲くらいは販売してる
(一同笑)
鵜飼  でもあれって収録だけで、現場で歌うのはなかった
佐藤    ああそうか
鵜飼  そう、だから、……ちょっと心配
(一同笑)
鵜飼  単純に出てくるかなあ歌詞、みたいな、歌詞出てくっかなあみたいな、あとココの曲の出を忘れるんじゃないかなあとか
吉田  あー、難しい曲多いですからねえ
鵜飼  そうなんですよね。だから、ホントにミュージカルみたいにやるのが人生初めてなんですよ、「ミュージカル風」みたいなやつはあったんですけど
吉田  へえ

鵜飼  今回曲の入りとかが自然で、お芝居しやすいなと思ってます
吉田  おお、よ、よかった
鵜飼  これは完全に僕の意見なんですけど、「ああ、なんかちゃんと感情にそって前奏が入って、お芝居と地続きで歌える」みたいな。たまに「ハイ、ここ歌のシーン」みたいな「いやなにその歌のシーン、いや、前と関係ないじゃん」って思うとき時がたまにある
(一同笑)

──ミュージカルあるあるですね

鵜飼  そうそう、なんかそういう齟齬が少ない感じがすごくいいなあって
吉田  よかった
鵜飼  うんマジで思います

──歌の話になりましたが、お二人が主演で、吉田さんも頼もしいんじゃないですか?

吉田  いや、主演がこの二人だから、あんだけ歌わせてるんすよ
(一同笑)
吉田  二人ユニゾンのところが気持ちいっすよね
鵜飼  さっきもなんか、座談会前に弘樹がポロっと言ってたんですけど、うちら二人声質結構似ているんですよ
佐藤  二人が一緒に、同じ作品で歌ったことがあって。二人で一緒に歌ったらどっちの声かわかんなくなって。その時にハモったりとかもしてたんですけど、その時はすごくキレイに聞こえたんです。今回はもうハモリはないんで
鵜飼   あのー、ホントにもしハモらなければいけない場合はこの人に全部半音上げを
(一同笑)
鵜飼  ぼくは主旋律を
吉田  大丈夫大丈夫、hoto-d(劇伴音楽作曲家)さんに「今回はハモらないんですか」って聞いたら「ハモリません」ってすぐ返ってきた
鵜飼  じゃあじゃあじゃあじゃあ、作曲家が言うなら仕方ねえなあ! ほんとに! 悔しいなあ!
佐藤  なあ!
鵜飼  悔しいなあ!
佐藤  見せつけてやりたかったのにな!
鵜飼  悔しい悔しい
佐藤  よかったね、いやよかったじゃない、悔しいな!
吉田  そういうことらしいっす笑
佐藤  hoto-D さんは稽古場には来てくれるの?

──稽古期間中に収録があって、その時にいらっしゃるので、ご紹介できると思います

鵜飼  お礼言いたい
佐藤  ね
鵜飼  これもう確実に「黒の王」に関してはもう、歌も見どころのうちの 1 つになってるな、って体感してる

──見どころといえば、ダンス振付がまだ付いていない

鵜飼  そう! そうなんすよ
吉田  ダンスは、歌が付かないと付けられないんすよ、それで歌練先にやってる、それが終わってから振付が始まるわけ
鵜飼  エンタメっすよね
吉田  今回?
鵜飼  ここまでしっかりしたエンタメはでもひっさしぶりかも
吉田  でも今回はそれこそ二人がしっかりしてるからここまで詰め込めてる
鵜飼  すごい信頼してもらっちゃってる笑! この「黒の王」っていうのは吉田さんのやりたいことが全部ちゃんと?
吉田  これはほんと詰め込んでますよ
鵜飼  うんうんうんうん、それは『赤の女王』も、一緒でってことですか

※『赤の女王』は ILLUMINUS の人気シリーズ“女王ステ”の第 1 作(作・演出:吉田武寛)。“王ステ”『黒の王』はその姉弟シリーズとして誕生。

吉田  オリジナルっていうのもあるし、稽古期間もそれなりにしっかりとれてるから、全部詰め込めてる
鵜飼  なるほどなあ
吉田  ここまで詰め込んだのは数年ぶりっすね
鵜飼  楽しいすか?
吉田  楽しいっすねえ(しみじみ)
(一同笑)
佐藤  よかったよかった
鵜飼  俺もついさっき超久しぶりに殺陣付けやったけど、やっぱ剣殺陣は俺ワクワクしてる
吉田  ああ、ああ
佐藤  そうだよね、今回殺陣付けてるもんね
鵜飼  そうそう自分の好きなこと。あと吉田さんに「この殺陣どうですか?」って聞いたら「いやあ、……カッコイイ(恍惚)、と思います」と染みて言ってくれるから、このままもう打ち抜いちゃっていいんだなって
佐藤   褒められると伸びるタイプ
鵜飼   そうそう、褒められると、あ、でもだんだんエスカレートして調子乗っていっちゃうから、ちょっとそこは、またおいおい
(一同笑)
吉田  殺陣はほんとカッコイイ

──殺陣の話が出ましたけど、今回は男性のみっていうこともあって、パワフルでスピーディなものになりそうだなっていう印象があります。鵜飼さんに聞いてみたいんですけど「ここ見てくれ!」「こここだわってます」みたいなところがあったら是非、ここで宣言を

鵜飼  何だろう、見どころは……この「黒の王」のお話自体がどっちかっていうと落ちる物語だから、アクションでなるべくワクワクしてもらいたい、陽の感情がちょっと出る、みたいな。「うおっカッコイイ」「うっ、すげえ」みたいな、陽の感情が出るような殺陣シーンにしようかなっていうのもあります。ま、だんだん戦ってるとね、あなたとか、あ、これ以上はあんまり言わないでおこう
佐藤  お客さんのね、期待を裏切らないで、いろんなことがね
鵜飼  落ちる殺陣もあるんですけど、前半とか、カッコいいラマザン隊長のところとかはなるべくワクワクするような殺陣にしようかなと思ってます
佐藤  個人的には、すごいモンちゃんの殺陣好きで。キレイなんですよ、すごいキレイ。足の運びとか、ちょっとマニアックな話になるんです けど、整理されてるから動きやすいし、わかりやすいんですよね。で、見せ場がここだっていうのもわかりやすいから、吉田さんのここで刺してほしいとか、ここでこう見せたいっていうのが、「あ、そこ見せ場なんや」っていうのがいろいろ計算できる殺陣師だから、すごいこっちも理解がしやすい。から、すごい好きなんですよねなんか、殺陣としてもキレイだし
鵜飼  すごい振付師さんだねえ
(一同笑)
佐藤  ホントにね
鵜飼  はははは

──貴方ですよ

佐藤  褒められると伸びるらしいので
鵜飼  ありがとう、ありがとう、明日から調子に乗ろうっ
(一同笑)
佐藤  そしたら「あれまだ付かないな」っつって?
鵜飼  「すみませんすみません、調子乗り過ぎましたっ」つって
(一同笑)

──先ほど、悲劇の物語で暗いシーンも多いというお話があり、さらに公式ビジュアルからもかなりゴシックな、重苦しいイメージがお客さんに届いてると思います。でも台本読むと結構コミカルなシーンも多いし、笑えるシーンも多いし、華やかなシーンもあるし、「彩りが豊かだなあ」って思いました

佐藤  吉田さんって、こちらの提案を受け入れてくれることが多いんで、「こうやりたいんです」って、そしたら「ああ、じゃあやってみましょうっ」って
吉田  うんうん
佐藤  そういう組み立てができるんで、今の段階だと結構、可能性は無限大だなって思ってる。こうしたいああしたいって。基本的にこの二人は暗いシーンしか続かないですけど、前半のシーンで一緒に踊ったり一緒にノったりする中で、すごいコミカルにもできるだろうし
鵜飼  確かに
佐藤  だからホントにいろんな色、限界が全然、まだまだ、まだまだというか、……だってまだ 1 週間しかたってないからね
鵜飼  そうだね、まだ 1 週間
佐藤  まだ 1 週間。それで、1 幕通して 2 幕ももうそろそろミザンスついて、っていうことになってくると、なんかホントになんでもできるんじゃないかなって
鵜飼  確かに

──役のことも聞いていきましょう。ヴラド 3 世は実在した人物ということで、数々の異名を持っている伝説的な人物ですが、実際演じるにあたって佐藤弘樹さんはどんなふうにとらえてますか?

佐藤  結構動画とかも見て。題材にした漫画とかアニメとかもたくさんあるんで。「黒の王」が始まる前に、それに関連するアニメを見てて、なんていうアニメか忘れちゃったんですけど。ありますよねそういうの、タイミングっていうか。今回の話をもらったときにちょっと運命的なものを感じて、俺先に見てたなって。「黒の王」もこのヴラド 3 世がモデルですってなったときに、あーなるほどなって。そのアニメも結構グロかったんですよ、どちらかというと暗いというか、すごいグロいアニメで。

──『ヘルシング』?
※平野耕太によるマンガ作品。主人公はヴラド・ツェペシュ本人であることがマンガ作中で匂わされる

二人  あーそれだ!
佐藤  そう、『ヘルシング』。なかなかにグロい話だけど、ドラキュラってどんなものかって、しっかり作られてたんでイメージがしやすくて、かっこいいなって。それが結構ゴシックというか、ダークゴシックという感じの

──吉田さんはご存じない?

吉田  『ヘルシング』は知らない

◆◆◆佐藤さんのさらなるヴラド 3 世への想い、ヴィンツェルに対する鵜飼さんの想いはネタバレ満載! 秘密の中身は公式パンフレットに掲載いたします!

──では話題も変えまして、注目してるキャラクターや、共演者のことを教えてください

佐藤  そうですね、僕ら二人がニコイチでずっと動くんですけど、ラドゥともやっぱし『弟』ってなったときに思うものはある。ここ(ヴィンツェル)にも対比が必要だと思うんですけど、ここ(ラドゥ)とも対比が必要だなあって。『弟』『兄』ってなったときに、今はまだキャラクターとして、暗く重たい二人、という風になってるので、対比が見えるようになれば。僕の中のイメージではラドゥって傲慢だなあって思ってる。「調子に乗りやすい」まで言っちゃうと違うんですけど、傲慢っていうのがたぶん一番近いのかな? 僕自身の方は物事に対する必死さが、タイプとして違うのかなって思う。そこらへんをいろいろ吉田さん、礼貴とも含めて話してみたいなあっていうのはありますね。あと個人的には高岡さん。全然別の作品で同じ役を別の期間にやってるので、『家族のはなし』っていう、吉田さんの
吉田  ああそうか
佐藤  個人的にはそこが、同じ役を違う代でやってるので、そこは二人で盛り上がってました。やったね!って

※『家族のはなし』はILLUMINUS にて 2018 年初演、2019 年再演の作品。18 年は佐藤弘樹が、19 年は高岡裕貴が「大介」役を演じた。

──鵜飼さんは?

鵜飼  サリフ(即答)
(一同笑)

──麦島君ですね

鵜飼  サリフ

──どういったところが?

鵜飼  単純に本人がカワイイというのと、サリフっていうキャラもまあカワイイ
佐藤  絶妙だよね
鵜飼  いやあ、いいんだよ、サリフ、うちら三人だけのシーンあるからね、一瞬だけだけど「ボクモォ」って言われて、いや誰だ貴様、みたいな
(一同笑)
鵜飼  なんでずっと下向いてんだよコノヤロみたいな
(一同笑)

──吉田さんは

鵜飼  やっぱりヴィンツェルですか?
吉田  (さえぎるように)サーヴァントっすかね
(一同笑)
佐藤  出てくるんじゃないよ、サーヴァントだよ
鵜飼  一応聞いてみた
(一同笑)

──サーヴァントの四名

吉田  サーヴァントの四名は、もうずうっと出ずっぱで
鵜飼  2 幕やべえっすよ
吉田  これからなんですけど殺陣付けは。2 幕はヤバイんで。まだね「俺まだやれます」「やれます」って。「空いてる人」っていうとみんな「やれます!」っていうんだけど、これからどんどん険しい顔に……それが楽しみですね (一同爆笑)

──サーヴァントの四人、全然キャラが違う四人が揃って

鵜飼  すごいですよね。芝居もできちゃうし、みんななんでもできちゃう
佐藤  それが心強い
鵜飼  その持ってるポテンシャルを 120%出していただけるのは、うちら前に立つ身としては心強い
佐藤  ミュージカルもともとやってたから言えるんですけど、やっぱアンサンブルが一番うまいんだよ、絶対に。何なら主役よりうまい人なんてザラにいるから。やっぱしこういう舞台でもアンサンブルが強いとそれだけで真ん中が立つんだよね
鵜飼  そうだね
佐藤  だからすごい、楽。楽をさせてもらえる、それだけで心強い
鵜飼  大事よね
佐藤  あとはココ(佐藤・鵜飼)がアンサンブル育ちっていうのがあるから
鵜飼  ゴリッゴリのアンサンブル育ちなんで
吉田  アンサンブル育ち大事ですよ。今回の後藤とか夏樹もアンサンブルで出会ってて
鵜飼  そうなんですね
吉田  5 年くらい前になるかもですけど
鵜飼  あと全く関係ない話挟んでもいいですか?

──どうぞ笑

鵜飼   「サーヴァント」って響き最高にいいですよね

──「サーヴァント」っていう名付けは吉田さんでしたよね、たしか

吉田  まあね、ハイ
佐藤  あんまし納得してないの?笑
吉田  基本主従関係がテーマなんで、テーマではないけど、わりとそういう世界なんで

──主従関係の美しさ

鵜飼  マジ響いたんだよ、サーヴァントって単語。もうオタクからしたら「おお! サーヴァント、サーヴァントね! なるほどね」って
(一同笑)
吉田  そういう感じ、ホント大事ですよね、みんなをお客さんのどこに刺していくかっていう
鵜飼  そうですね、たしかに。もうみんなのフェチっていうか、その癖(ヘキ)に、どこに一つずつ刺していくかっていう
吉田  そうなんすよ
鵜飼  だからこれだけは聞きたかった。サーヴァントっていう響き
佐藤  モンちゃん中 2 病だもんね

──なるほど、ありがとうございます。それでは最後にメッセージを

佐藤   「黒の王」マンガ化! アニメ化! みたいな、そんなメディアミックスされてもおかしくないくらい、作品に力がある、世界観に力があると思ってます。そしてその皮切りに僕たちはなるから、そういった意味では、“王ステ”のスタートを担う上で素晴らしいものをお届けしたい、っていう気持ちで臨ませていただいております

──鵜飼さんも一言ぜひ

鵜飼  ……いやあ、たのしいっすよねえ(しみじみ)
(一同爆笑)
佐藤  もうその一行で終わる?笑
鵜飼  究極の話ですけど、僕やっぱ演劇ってオリジナルが一番面白いなって思ってて。やっぱ 2 時間っていうドラマで実際の人を使ったエンターテイメント、それをメインで考えたらオリジナルものが面白いなって思ってて。特に今回の「黒の王」に関しては、吉田さんの脚本含め世界感含め、もうオリジナルものとしては相当クオリティ高いし、エンタメ多いですし、って思ってて。なんか、真ん中に立てせてもらってすごく自信があるんですよね
吉田  良かった
鵜飼  はい、めちゃめちゃ自信があります。絶対勝てるっていう自信がある。と同時に「黒の王」観ていろんな癖(ヘキ)に刺さりながらも、作品が観客一人ひとりにとってのエネルギーになる確率がまた高いなと思って。だからいま劇場に来られない方もいると思うんですけど、生が一番、生で見てもらうのが一番いい、もちろん。でもそうじゃなくても届けられるように、座組一同でクオリティ高めていきたいです。あとは今日この話してる中でも圧倒的に弘樹に信頼してもらえてるんだなっていう、プレッシャーも感じつつ、その任せていただいたご恩をお返しするためにも、このプレッシャーに負けないでいけたら。

──吉田さんからも

吉田  みんなで盛り上げて、このコロナで渇望しているエンタメ心に、皆さんの心に火を付けたいと思います。
二人 おお~

──ありがとうございました。

三人   ありがとうございました

(聞き手:佐野木雄太)

以上、皆さんお忙しい稽古のさなか、ありがとうございました!
観劇前にはお見せできない、ネタバレ満載の秘密のトークは販売パンフレットに掲載! 是非ご購入のうえ、合わせてお楽しみください!

「酔狂落語」上演のお知らせ!

神奈川県開成町の瀬戸酒造店のブランドコンセプト「酔狂で行こう。」をテーマに、ILLUMINUSが落語の公演を行う。

「酔狂落語」と題し、瀬戸酒造店の人気銘柄をモチーフに書かれた落語作品の数々を、旬の舞台女優たちが演じる。劇場での上演に加え、作品のモチーフとなっている瀬戸酒造店の銘柄を観劇をしながら嗜んでもらうために、ライブ配信やバーでのライブビューイングも企画されている。

合わせて、11月3日〜15日に出演するキャストが発表となった。「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」で活躍する生田輝、富田麻帆、「テイルズ オブ ザ ステージ」で活躍する星波、アイドルグループのNGT48の西村菜那子や「アサルトリリィ」で活躍している星守紗凪などがキャスティングされている。

公演概要

◾公演名:「酔狂落語」
◾脚本・演出:23
◾上演日時:2020年11月3日(水)~11月29日(日)
◾出演
※50音順
天音 生田輝 植野祐美 千歳ゆう 富田麻帆 星波 西村菜那子 (NGT48) 星守紗凪 本条万里子 他 

◾協力:瀬戸酒造店
◾企画・製作:ILLUMINUS

introduction

「酔狂で行こう。」は慶応元年(1865 年)創業、神奈川県開成町の酒蔵「瀬戸酒造店」のブランドコピー。酔狂は字のごとく「酒に酔ってとりみだすこと」という意味に加えて、「もの好きなこと」という意味もあります。

本企画では、演じることに”酔狂“な俳優たちが、古くから庶民に親しまれている落語に挑戦し、“酒”と“笑い”をお届けいたします。

瀬戸酒造の日本酒に舌鼓を打ちながら好きな俳優の落語を見る。
あなたも一緒に“酔狂”で行きましょう。

◾上演作品
瀬戸酒造の人気銘柄から生まれた落語作品たちを”狂酔”な女優たちが演じます。

・「かくかくしかじかで」
・「風が吹いたら」
・「手の鳴る方へ」

◾上演スタイル
3週類の上演スタイルをご用意しました。

①有観客公演
客席数を減らし感染症対策を実施した形で通常公演を実施いたします。

②生ライブ配信
ライブ配信で、お手持ちのPC・スマホなどの端末でご視聴をいただきます。

③ライブビューイング
大型スクリーンで、作品の題材になっている日本酒を嗜みながらお楽しみいただきます。
作品毎に瀬戸酒造の日本酒を配膳いたします。

◾上演スケジュール
日程ごとに上演形式が異なりますので、お気をつけください。

11月3日(火)
< 上演形式>
①有観客公演 +  ②配信 

日時:11月3日(火)
会場:武蔵野芸能劇場 小劇場
所在地:〒180-0006 東京都武蔵野市中町1丁目-15-10
出演:星波 西村菜那子 (NGT48) 千歳ゆう

< スケジュール>
13時公演  星波 × 西村菜那子 (NGT48)  
16時公演  西村菜那子 (NGT48) × 千歳ゆう
19時公演  星波 × 千歳ゆう

11月7日(土)

< 上演形式>
①有観客公演 

日時:11月7日(土)
会場:内幸町ホール
所在地:〒100-0011東京都千代田区内幸町1丁目5-1
出演:生田輝 富田麻帆

< スケジュール> 
14時公演  生田輝 × 富田麻帆
18時公演  生田輝 × 富田麻帆

11月8日(日)

< 上演形式>
②配信 + ③ライブビューイング 

< スケジュール> 
19時公演  生田輝 × 富田麻帆

11月14日(土)
< 上演形式>
①有観客公演 +  ②配信

日時:11月14日(土)
会場:武蔵野芸能劇場 小劇場
所在地:〒180-0006 東京都武蔵野市中町1丁目-15-10
出演:天音 千歳ゆう 星守紗凪 本条万里子

< スケジュール>
13時公演    本条万里子 × 天音 
16時公演 千歳ゆう × 星守紗凪
19時公演 星守紗凪 × 本条万里子

11月15日(日)
< 上演形式>
①有観客公演 +  ②配信

日時:11月15日(日)
会場:武蔵野芸能劇場 小劇場
所在地:〒180-0006 東京都武蔵野市中町1丁目-15-10
出演:天音 植野祐美 星守紗凪 

< スケジュール>
13時公演  千歳ゆう × 天音
16時公演  植野祐美 × 天音
19時公演  星守紗凪 × 植野祐美

11月21日(土)~29日(日)
詳細後日

各 WEB ページ URL
■公式 HP: https://www.suikyo-rakugo.site
■公式 Twitter: https://twitter.com/Suikyo_Rakugo
■お問い合わせ:info@illuminus21.xsrv.jp

シューティング歌劇「ゴシックは魔法乙女 Ⅱ」上演のお知らせ!

株式会社ケイブの人気スマートフォン向けシューティング RPG「ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~」(通称「ごまおつ」)舞台版第二弾! “5 乙女”と“学園乙女”にフォーカスした第一弾に続き、第二弾ではファン待望 の「悪魔編」ストーリーを大展開! 5 悪魔vs 5 乙女の壮絶な戦いを描きます。 舞台版のオリジナルストーリーに加え、ふんだんに使われた「ごまおつ」楽曲 を大人気キャストたちが歌い上げる“シューティング歌劇”の副題にふさわしい舞台をお届けいたします。

前作に続き、主演は仮面ライダーGIRLS の秋田知里に加え、「テイルズ オブ ザ ステージ」「炎炎ノ消防隊」で活躍する星波の2名がW主演!

さらにグラビアイドルとして活躍している花咲ひよりや原作でもリリーを演じる声優のブリドカットセーラ恵美がキャスティングされている。前作に引き続きダンスに歌、そしてシューティング要素も盛り込んだストーリーが見どころです。

脚本には「ハイパープロジェクション演劇 ハイキュー!!」シリーズ、「テイル ズ オブ ザ ステージ」シリーズの入江おろぱ、演出には舞台版「Infini-T Force」、舞台版「ピオフィオーレの晩鐘~運命の白百合~」の吉田武寛が前作より続投!原作の世界観を踏襲しながら「ごまおつ」の新たな境地を開きます。 第一弾の熱気をそのままに、さらなるパワーアップを果たした「ごますて 2」にどうぞご期待ください!

また、残りの出演枠についてはライブストリーミング配信サービスMixChannel内てにてオーディションの開催が決定。10月8日より募集を開始する。

シューティング歌劇「ゴシックは魔法乙女 Ⅱ」公演概要

原作:スマートフォン向けシューティングゲーム「ゴシックは魔法乙女 ~さっさと契約しなさい!~」
脚本:入江おろぱ
演出:吉田武寛
上演期間:2021年3月3日(水)~3月7日(日)
上演会場:六行会ホール(〒140-0001 東京都品川区北品川2丁目32−3)

About:

株式会社ケイブの人気スマートフォン向けシューティングRPG『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~』舞台版第二弾!
“5乙女”と“学園乙女”にフォーカスした第一弾に続き、第二弾ではファン待望の「悪魔編」から、5悪魔 vs 5乙女の壮絶な戦いを描きます。
舞台版のオリジナルストーリーに「ごまおつ」の楽曲がふんだんに使われた新たな“シューティング歌劇”をお楽しみください。

■出演

<5乙女>
ラナン:秋田知里(仮面ライダーGIRLS)
カトレア:羽柴なつみ 
スフレ:丸りおな 
プルメリア:白石まゆみ
ロザリー:仙石みなみ

<5悪魔>
ジギタリス:星波
ルチカ:花咲ひより
リリー:ブリドカットセーラ恵美
カルミア:本条万里子
ダチュラ:西村美咲

< デススマイルズ>
ウィンディア:三浜ありさ
キャスパー:
< 真少年>
千歳ゆう
※ブリドカットセーラ恵美はWキャストでの出演となります。
企画・製作:ILLUMINUS
■公式Twitter:https://twitter.com/GomaStage
■公式サイト:http://www.goma-stage2.com/
■お問い合わせ:info@illuminus21.xsrv.jp 

【制作協力】「ルチルの追憶」のお知らせ!

制作協力で入っているメディアミックスプロジェクト「ルチルの追憶」の詳細が発表となりました!

ーーこれは音楽で語る、心優しき青年と機械人形の温かく切ない物語ーー

レーザー光学を題材にした音楽原作コンテンツ『ルチルの追憶』。本作品はレーザー界のプラットフォーマーである株式会社光響の広報プロジェクトとして始まった。「男性だけでなく、女性にもレーザー機器に興味を持ってもらいたい」という想いから、男性キャラクターをメインに物語と音楽が描かれる。

 

 

 

物語の舞台は蒸気機関が発展した、もうひとつの近代。自然豊かなウィンダルセン王国は、技術力に勝るリンラビア帝国が製造する機械人形《オートマタ》によって攻撃を受け、危機に瀕していた。ウィンダルセン王国に住む青年・ルイスはある日、天才科学者の兄が敵国で消息不明になったという手紙を受け取る。なぜ兄は敵国にいたのか? 兄が開発したレーザー技術とは何か? 真実を突き止めるため、ルイスは使用人のテオと共にリンラビア帝国へと旅立つ。

 

 

メインキャラクターであるルイスとテオを演じるのは、ツインボーカルユニット・TWiN PARADOX(ツインパラドックス)の二葉勇(兄)、二葉要(弟)。天才科学者を兄に持ち、レーザーにまつわる陰謀に巻き込まれていくルイス・ユーディアルを二葉要が、美しい顔立ちをした謎多き使用人のテオを二葉勇が演じる。アーティスト活動に加え、それぞれが俳優としても活動し、コロナ禍においてもリモート演劇などに挑戦。二葉要はスマートフォンゲーム『ディズニー ツイステッドワンダーランド』にて、ジャミル・バイパーの声優としても活動するなど活躍の場を広げている。二葉勇は本作が声優初挑戦となる。『ルチルの追憶』の物語を彩る楽曲もTWiN PARADOXが担当する。楽曲は12月、BOOTHにて発売予定となっている。

キャラクターデザインは『蔵人美男児』で「秋野永八」のデザインを務めているボーダー。作曲を担当するのは『覆面系ノイズ』、『トドメの接吻』など映画舞台作の編曲や楽曲制作を務めているhoto-D、作詞・演出を担当するのは『家族のはなし』、『ピオフィオーレの晩鐘』のLIPS*S / ILLUMINUSの吉田武寛がそれぞれ担当する。

レーザー技術の謎に迫る物語がどう楽曲で表現されていくのか、お楽しみに!

「ルチルの追憶」

●公式サイト
https://www.officialrutile-teo2020.com

●公式ツイッター
https://twitter.com/OfficialRutile

●企画概要

レーザー光学を題材にした音楽原作コンテンツ。蒸気機関全盛のスチームパンクな世界観で、発明家見習いの青年ルイスと、彼の使用人で保護者のテオ。二人がレーザーにまつわる巨大な陰謀に巻き込まれていく。作品世界観をイメージしたテーマ楽曲と、ボイスドラマを制作。今後、メディアミックスを予定している。

キャスト:二葉勇、二葉要
原作:光響、倉科佳菜美
キャラクターデザイン:ボーダー
脚本:倉科佳菜美
文芸補佐:春日康徳
メインテーマ作曲:hoto-D
メインテーマ作詞/ドラマパート演出:吉田武寛
エグゼクティブ・プロデューサー:住村和彦
プロデューサー:森山豊、小宮山薫
制作:アヌビス・エンタテイメント
制作協力:ILLUMINUS
主催:光響