SPECTACLE STAGE「W’z《ウィズ》」がいよいよ来月4月10日〜4月14日に開催される。
原作は「ハンドシェイカー」の続編として本年1月~3月にアニメ放送されているアニメ「W’z」。
アニメ、音楽、舞台と同時にリリースされたメディアミックスプロジェクトと展開され、アニメはちょうど今月末で最終話を迎える。そのメディアミックスプロジェクトの核をなすのが俳優、竹中凌平だ。アニメではOP主題歌を担当し、舞台版の本作では主演を務める。
そんな竹中凌平に目をつけたのが人気レーベルGOON TRAXなどを主宰する株式会社FABTONE代表の寿福知之だ。様々なアーティストを手がけるヒットメーカーでもある寿福氏と、今作をきっかけに俳優業から音楽の世界に挑戦する竹中氏の本作品における世界初挑戦(?!)についてたっぷりと語ってもらった。
※公演パンフレットでは全編を公開しています!
—アニメ、音楽、舞台とメディアミックスプロジェクト「W’z」で、アニメのオープニングと舞台の主演を担当している竹中凌平さんが抜擢された経緯を教えて頂けますか?—
寿福 舞台に関しては、 (ILLMINUS)で以前、違うアーティストの曲を舞台にしてもらっていた流れもあり、今回もまた一緒にやりましょうという流れになって、どうせやるならアニメ/音楽/舞台がミックスされた面白いことやりたいな、と。じゃあ、アニメのオープニング曲を舞台の主演の人が歌ったら面白いんじゃないかな、って。作品の話題をアニメのオンエア期間1クールだけでなく、半年ぐらい長く引っ張れるし。そこで色々な若手俳優さんを紹介してもらっている中に(彼が)いたんですよね。たしか身長も全く同じだよね?
竹中 そうですね。それに、さっきメイクしてもらいながら自分で鏡を見ていて気づいたんですが「俺ユキヤにすごい似てるな」って(笑)。
寿福 ほら(笑)!似てきた、似てきた。身長ぴったりだし、音楽も大好きだし、役者としてもぴったりだなっていう話を、最初のミーティングでさせてもらいました。
Q:GOONTRAXの音楽的な試みで、この作品を通してチャレンジしていることなどはありますか?
寿福 前回は日本人のアーティストだけでやったんだけど、今回は日本・韓国・オーストリア・ニュージーランド・アメリカ・カナダ…あとチャイナかな、世界7~8ヵ国ぐらいのアーティストさんたちが集まっいて。アニメ業界見渡しても、なかなかないと思いますよ。
Q:核となるオープニングを担当する竹中さんは、舞台の方でも主演を務めるということでプロジェクト的にはキーマンだと思います。ご自身では今回のプロジェクトにあたり、期待している部分をお聞かせいただけますか。
竹中 アニメのオープニングを歌って、尚且つ、それを舞台化して主演も務めるということ自体が、たぶん世界初…
寿福 世界初の男。
竹中 はい、世界初の男です(笑)。やるからには、舞台も続編がずっと続いていくような人気作品になったらすごく嬉しいですし、再演とか、求めてくれる人が多くなるといいですね。
—竹中さんはこの活動をきっかけに歌手活動を本格化されると思うのですが、歌手としての目標などはありますか?—
寿福 ミュージックステーションでタモリと共演(笑)…
竹中 ロックフェスとかかっこいいから一度は出てみたいですね。そして、歌も好きですけど、今回カップリングの詩を書かせてもらって感じたのですが、歌詞を書くのもとても楽しいので、引き続きやっていけたらいいなと思っています。
—レコーディングが済んだ2曲のうち、オープニングの「Reason」を聴かせて頂きましたが、とても力強く壮大な曲に仕上がっていました。俳優の竹中さんしか知らなかった関係者の方やファンの方から何か反響はありましたか?—
竹中 「かっこいい」ってすごく言われますね。もちろん今までも舞台で歌うことはあったのですが、それらは僕自身の素の声じゃなくてやはり役としてキャラに寄せていたりするものだったので、「(今回は)また違うね」「そういう感じなんだ」という意外性を感じたとの声を、多くのファンの方からいただきました。
Q:レコーディングでの秘話やエピソードはありますか。
竹中 舞台の中で複数で歌うケースはあったのですが、1人で歌うっていうことはあまりなかったので、結構苦労しましたね。特にサビのキーが上がるところが大変でした。
寿福 PVもこの前撮ったの。もう間もなく公開するんだけど。その時の歌いっぷりもすごかった。「PV初めてじゃないでしょ!?」っていうぐらい。
竹中 いやいや、寿福さん初め皆さんの乗せ方が上手いんです。
寿福 ALEXANDROSみたい。
Q:寿福さんは、たくさんアーティストを輩出していく中で、竹中さんにしかないもの・竹中さんにしかない魅力をどのような部分から感じたのでしょうか。
寿福 作詞家としての才能は本当にすごいと思う。歌詞のアイディアを断片的に書き留めたメモが送られてきて、あるフレージングのところがマジやばくて。「これもうできるじゃん!」と思って、B面は自分で作詞してもらって。口数がそんなに多いタイプじゃないけど、頭の中は超絶な世界観ができあがっているんじゃないかな。迷宮のような。
竹中 迷宮・・・。
寿福 迷宮(笑)。でも、普通に作詞家として依頼されてもできるくらいのボキャブラリーや表現力とかが既に備わっている。現状今いる2.5次元と言われているところのファンは、それを喜ぶのか喜ばないのかは俺はわからない。綺麗なものじゃないからね。
竹中 そうですね。でも、いいんじゃないですかね。
寿福 そうそう、そう思ってるなら、別次元のところまで吹っ飛ぶような気がしてる。
-書き留めるようになったのは、いつぐらいからなのでしょうか。-
寿福 ついこないだ。
竹中 9月くらいに(話を)もらって、「作詞もやってみれば」って言われてからなので…9月。
寿福 1カ月経たないくらいで、ドン!って来て。
竹中 作詞というか、歌詞でもないポエムみたいなものをバーッと書き留めて…電車の中とかで。
つづく・・・・
※公演パンフレットでは全編を公開しています!
【公演名】SPECTACLE STAGE「W’z《ウィズ》」
【期間】2019年4月10日(水)~14日(日)
【劇場】シアターサンモール(〒160-0022 東京都新宿区新宿1-19-10サンモールクレストB1)
【出演】
竹中凌平(ドリーヴス) /
山田麻莉奈 遠藤瑠香 田野優花 澤井俊輝 HAKU (SUPER FANTASY) 中島礼貴 奥田圭悟
堀ノ内翼 千歳ゆう 秋場悠里 森川大輝(Grab“A”) 及川洸 谷茜子 /
田中彪 Fuki 中谷智昭 / 平松可奈子 古畑恵介
※アンサンブル・ダンサー(50音順)
朝倉利彦 興梠豪努 坂弥音 長野祐 松井りんか 満塩美亜希
【公演スケジュール】
4/10 (水) 19:00
4/11 (木) 19:00
4/12 (金) 14:00/19:00
4/13 (土) 14:00/19:00
4/14 (日) 12:30/17:00
※受付開始、及びロビー開場は公演の60分前
■原案:GoHands(TVアニメ「W’z《ウィズ》」)
■原作:GoHands×Frontier Works(TVアニメ「W’z《ウィズ》」)
■脚本・演出:吉田武寛
■公式HP:https://www.wz-stage.com
■音楽:GOON TRAX
■協力:Frontier Works / Am-bitioN / style office
■企画・制作:ILLUMINUS
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